Active Directoryで「組織単位 (OU) 」を作成する際に、「間違って削除されないようコンテナーを保護する」というチェックボックスがある。
この設定はデフォルトで「有効」となっており、特に気にしなければそのままOUを作成することとなるが、いざOUを削除しようとすると「間違って削除されたりしないようにこのオブジェクトは保護されています」と表示され削除することができない。
とはいえ、当然二度と削除できなくなるわけではないので、削除手順について簡単に記載する。
OU削除手順
1. 「拡張機能」を有効にする
「Active Directory ユーザーとコンピューター」の画面を開き、メニューバーの「表示」→「拡張機能」を選択し、拡張機能を有効にする。
2. OUのプロパティを開き「誤って削除されないようにオブジェクトを保護する」のチェックを外す
次に削除対象のOUを右クリックし、「プロパティ」を表示させる。「拡張機能」を有効にすることで、通常表示されない「オブジェクト」タブが選択できるようになるので、「誤って削除されないようにオブジェクトを保護する」のチェックを外し、「OK」を選択する。
3. OUを削除
削除対象のOUを右クリックし、「削除」することで問題なく削除されるはずだ。
4. 「拡張機能」を無効にする
最後に、メニューバーの「表示」→「拡張機能」を再度選択し、拡張機能を無効にしておく。
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