2017年1月30日月曜日

FreeNASをiSCSIストレージとして構築し、Windows Server 2012から接続してみた① (FreeNAS構築編)

ちょっと仕事でiSCSIの接続方法を検証する必要があり、iSCSIのターゲットの機能を持つオープンソースのNAS用OSである、FreeNASをESXi上に仮想マシンとして構築してみることにした。

本記事ではFreeNASのインストールする手順とiSCSIの設定手順について記載し、ついでにWindows Server 2012からのiSCSIイニシエーターの設定手順についても記載する。記載量が多くなるので、まずはFreeNASのインストールからiSCSIの設定までを記載し、次回にWindows Server 2012でのiSCSIイニシエーター設定を記載する。

FreeNASとは

FreeNASはFreeBSDをもとにしたNAS用OSである。巷にはオープンソースのNAS用OSが多数存在するが、その中でiSCSIターゲット機能を持つことから使ってみることにした。

FreeNASは以下URLからダウンロードできる。私が利用したバージョンはFreeNAS-9.10.2となる。

・FreeNAS Storage Operationg System
http://www.freenas.org/

FreeNASをインストール

FreeNASのインストールは、ダウンロードしたISOをマウントして、ウィザードに従っていけばそこまで悩むことなくインストールできるため、要所だけ記載する。

1. 仮想マシンの構成として、メモリは4GB以上が推奨のようだが、4GB以下でもインストールは可能。ESXiで仮想マシンの箱を作る際に設定するゲストOSの種類は、「その他」→「FreeBSD (64 ビット)」を選択する。CPU、メモリ、ディスクは以下で構成したが、実用する場合はメモリを多くすればキャッシュとなって処理が速くなるようだ。

------------------------------
・CPU:1コア
・メモリ:2GB
・ディスク:10GB
------------------------------

2. ISOをマウントして起動し、「Install/Upgrade」を押すと、仮想マシンのメモリが4GB未満の場合は以下のような警告が表示される。FreeNASの推奨メモリ量以下だよ、というただの警告なので、無視して進めば問題ない。


3. Boot Modeは特に設定を変更していないのであれば、「Boot via BIOS」で問題ない。


4. インストールが終了後の初回ブートのタイミングでは、NICの設定がDHCPとなっている。そのため、DHCPDISCOVERがランダムな間隔で5回繰り返されるので、気長に終了を待つこと。


5. 「Console Setup」画面が表示されるので、数字の1を押して、「1) Configure Network Interface」を選択したのち、以下のように設定する。

------------------------------
・Select an interface : 1
・Reset network configration? : n
・Configure interface for DHCP? : n
・Configure IPv4? : y
・Interface name : 空白のままエンター
・IPv4 Address : 192.168.11.144/24 ※これは例。ネットワークに応じて適切に設定する
・Configure IPv4? : n
------------------------------



設定すると、Console Setup画面に「http://<設定したIPアドレス>」が表示される。



FreeNAS初期設定

ここからはWebの管理画面にて設定ができるようになる。

1. Webの管理画面にログインする。

 ・URL:http://<設定したIPアドレス>
 ・ID:root
 ・Pass:インストール時に設定したパスワード

2. 初回ログイン時は、「Initial Wizard」が表示されるが、まだディスクが追加できておらず設定が完了できないことから、「Exit」を押して閉じておく。



3. 初期設定としては、以下を最低限設定しておけばよい。

------------------------------
◆「System」→「General」
 ・Language:日本語UIにしたければ「Japanese」に変更する ※今回は「English」のままにした
 ・Console Keyboard Map:Japanese 106x ※変更しなくてもあまり影響ない
 ・Time zone:Asia/Tokyo
------------------------------



------------------------------
◆「Network」→「Global Configration」
 ・Hostname:<ホスト名を設定>
 ・Domain:空白がだめなので、「local」などで設定しておく
------------------------------



FreeNAS ネットワーク・ストレージ設定

初期設定が終わったら、ネットワークとストレージの設定を実施していく。今回は下図の構成を考えており、ネットワークは2パスで冗長構成、ディスクは2本のミラー構成で設定してみる。後述するが、本来はパス1とパス2は、同一セグメントではなく、別セグメントで構築することが望ましい。


1. 仮想マシンにNICを追加する。今回は以下のように追加した。NICのアダプタの種類が違うのは、FreeNASで認識するか試すためで、VMXNET 3でも問題なく認識した。なお、NIC認識には一度FreeNASの再起動が必要のようだ。

------------------------------
・NIC1(E1000):初期NIC。管理通信に使用
・NIC2(VMXNET 3):追加NIC。iSCSIで使用
・NIC3(E1000):追加NIC。iSCSIで冗長パスとして使用
------------------------------

2. 仮想マシンにディスクを追加する。今回はMirrorボリュームを作るため、以下のように追加した。なお、サイズが2GB程度と少ないとボリューム作成ができなかったので注意。ディスクは再起動せず認識した。

------------------------------
・ディスク1:4GB ※ESXiの4GBは正確には4GiBなので、FreeNASでは4.3GBに見える
・ディスク2:4GB ※ESXiの4GBは正確には4GiBなので、FreeNASでは4.3GBに見える
------------------------------

3. Webの管理画面に戻り、「Network」→「Interfaces」→「Add Interface」にてNICを追加する。なお、今回は面倒だったので、すべて同セグメントでのIPアドレスを付与したが、これは大変おすすめしない。というか、FreeNASのWeb管理画面では、以下の設定は「The network xxx.xxx.xxx.xxx/xx is already in use by another NIC.」というエラーが出て拒否される。設定したければ、Console setupの画面から1個目のNICと同様に設定する必要がある。

おすすめとしては、運用セグメント、iSCSIの1パス、iSCSIの2パスでそれぞれセグメントを別に設計するほうがよい。

------------------------------
<おすすめしない例>
・NIC1(管理):192.168.11.144/24
・NIC2(iSCSI1):192.168.11.145/24
・NIC3(iSCSI2):192.168.11.146/24

<おすすめ例>
・NIC1(管理):192.168.11.144/24
・NIC2(iSCSI1):192.168.22.1/25
・NIC3(iSCSI2):192.168.22.129/25
------------------------------

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【参考】 なぜ同セグメントのNIC複数枚がおすすめしないのか

同セグメントのNICが複数ある場合、ルーティングが以下の通りになる。

Destination           Gateway Flags  Netif
127.0.0.1               link#4      UH     lo0
192.168.11.0/24     link#1      U       em0
192.168.11.144/24  link#1      UHS   lo0
192.168.11.145/24  link#3      UHS   lo0
192.168.11.146/24  link#2      UHS   lo0

下線部のルーティングが重要で、今回設定したネットワークセグメントである192.168.11.0/24へのルーティングのNetifが「em0(NIC1のインターフェース名)」になっており、NIC2やNIC3が受信したパケットであっても、戻りパケットはem0から送信されることになる。

そのため、NIC1が万が一切断されると、全NICの戻りパケットが送信できなくなり、関係のないNIC2、NIC3ともに通信ができなくなる。これは冗長性を考えると、とてもよろしくない。
------------------------------

4. Web管理画面にて、「Storage」→「Volumes」→「Volume Manager」を選択する。Volume Managerの画面では、以下の通り設定し、「Add Volume」ボタンを押下した。

------------------------------
・Volume Name : Volume1
・Volume layout : Mirror / 2 - 4.3GB
------------------------------

FreeNAS iSCSI設定

1. Webの管理画面にて、「Sharing」→「Block (iSCSI)」→「Traget Global Configuration」を選択する。「Base Name」を以下に設定し、「Save」する。

------------------------------
・Base Name : iqn.2005-10.org.freenas.ctl:t1144fnas ※これは一例で、任意に設定すればよい
------------------------------



2. 「Portals」画面にてポータルを追加する。

------------------------------
<Portal1>
・Comment : Potal1
・Discovery Auth Method : None
・Discovery Auth Group : None
・IP Address : 192.168.11.145
・Port : 3260

<Portal2>
・Comment : Potal2
・Discovery Auth Method : None
・Discovery Auth Group : None
・IP Address : 192.168.11.146
・Port : 3260
------------------------------



3. 「Initiators」画面にて接続可能とするiSCSIイニシエーターを登録する。

------------------------------
・Initiators : iqn.1991-05.com.microsoft:t1115w212.intrat.local
・Authorized network : ALL
・Comment : 任意
------------------------------



4. 「Targets」画面にてiSCSIターゲットを追加する。

------------------------------
<Target_a0>
・Target Name : iqn.2005-10.org.freenas.ctl:t1144fnas.a0
・Comment : Target_a0
・Portal Group ID : 1 (Portal1)
・Initiator Group ID : 1
・Auth Method : None
・Authentication Group number : None

<Target_b0>
・Target Name : iqn.2005-10.org.freenas.ctl:t1144fnas.b0
・Comment : Target_b0
・Portal Group ID : 2 (Portal2)
・Initiator Group ID : 1
・Auth Method : None
・Authentication Group number : None
------------------------------



5. 「Extents」画面にてエクステント(iSCSIイニシエーターに見せるディスク領域)を追加する。

------------------------------
・Extent Name : Extent1
・Extent Type : File
・Serial : 自動で入力される
・Path to the extent : /mnt/Volume1/extent1
・Extent size : 任意 ※Volumeのサイズよりも大きいサイズ指定が可能。今回は10TBで設定
・LUN RPM : ディスクに合わせて設定する。今回はSSD
------------------------------



6. 「Associated Targets」画面にてiSCSIターゲットとエクステントの紐づけを実施する。

------------------------------
<設定1>
・Target : iqn.2005-10.org.freenas.ctl:t1144fnas.a0
・LUN ID : 0
・Extent : Extent1

<設定2>
・Target : iqn.2005-10.org.freenas.ctl:t1144fnas.b0
・LUN ID : 0
・Extent : Extent1
------------------------------



7. 最後にFreeNASでiSCSIサービスを有効化する。「Services」→「Control Services」を選択し、「iSCSI」を「ON」にする。



以上でFreeNASのiSCSI設定は完了。次回はこのFreeNASにWindows Server 2012から接続する設定を行う。

★次回はこちら↓

FreeNASをiSCSIストレージとして構築し、Windows Server 2012から接続してみた② (Windows Server iSCSIイニシエーター設定編)
https://tech-mmmm.blogspot.jp/2017/02/freenasiscsiwindows-server-2012-windows.html

2017年1月19日木曜日

SCEP (System Center 2012 Endpoint Protection)の定義ファイルをWSUS経由で更新する方法

SCEP (System Center 2012 Endpoint Protection)を評価版で導入した際に、定義ファイルの更新がなかなかうまくいかなかった。

自宅の環境はWSUSを導入しており、どうやらその設定がうまくできていないので定義ファイルが更新されないようだった。設定方法自体は単純だが、設定する製品名が違うなどわかりづらい個所もあるので、その設定方法についてまとめておく。

設定方法

WSUSの導入サーバーで以下の通り設定する。

1. Windows Server Update Servicesの管理画面を開く

2. 「オプション」→「製品と分類」を選択し、以下の通り設定する


・製品
「Forefront Endpoint Protection 2010」にチェック
※「System Center」の製品名ではないので注意!


・分類
「定義更新プログラム」にチェック



3. 「オプション」→「自動承認」を選択し、以下の通り設定する

------------------------------
更新が 定義更新プログラム に含まれる場合
更新が Forefront Endpoint Protection 2010 に含まれる場合
すべてのコンピューター への更新を承認する
------------------------------


なお、SCEPの定義ファイルの状況を確認できるようにするため、更新ビューを作っておくと便利。


上記で設定は完了。通常はこれで問題なく定義ファイルが配信されるようになる。クライアント側のタスクトレイのSCEPアイコンをダブルクリックし、「更新」タブで「定義の更新」ボタンを押し、定義ファイルが最新となればOK。



2017年1月15日日曜日

ZabbixでESXiのCPU使用率とメモリ使用率を取得しグラフを表示する方法

うちの検証環境はvCenter ServerがないESXiだけの仮想環境となっている。ESXiだけの場合、CPU、メモリなどの情報は直近1時間分しか保存されない。これが短すぎて不便なこともあり、長期的な稼働状態の分析などもできないことから、Zabbixを使って情報を取得し、グラフとして表示させる設定を入れてみた。

なお、最初は情報を取得できず失敗してしまったが、同じ理由ではまる人もいるかもしれないので、敢えて失敗パターンも記載する。

ESXiのホスト名を手動登録してアイテムを作成する(失敗パターン)

先に失敗事象を記載する。今から記載する方法では、zabbix_server.logに以下ログが出て情報取得に失敗する。

[root@t3022ce67 163049]# tal /var/log/zabbix/zabbix_server.log
------------------------------
~(省略)~

  2041:20170114:162720.083 item "t3011es60:vmware.hv.cpu.usage[{$URL},{$UUID}]" became not supported: Unknown hypervisor uuid.
------------------------------

以下に失敗した手順を記載する。

1. 「管理」→「ホスト」にてホストを新規作成する。以下のように「ホスト」タブで、ESXiのホスト名(図の場合はt3011es60)、IPアドレスを手動で登録する
 ※SNMPインターフェースは、別の監視で利用しているだけなので、設定は不要


2. 「テンプレート」タブでは「Template Virt VMware」を追加する
 ※ICMPやSNMPは別の監視で必要なだけなので、設定は不要



3. ここで一度ESXiにvSphere Clientなどでログインし、ユーザーを作成する。ユーザーは読み取り専用で問題ない。今回は「zbxuser」という名前で作成しておく



4. 「マクロ」タブでは、以下の4点を登録する。ホスト名は名前解決できるようにhosts登録などしておくこと

 ・{$PASSWORD} => zbxuserのパスワード
 ・{$URL}            => https://<ESXiのホスト名>/sdk
 ・{$USERNAME}  => zbxuser
 ・{$UUID}           => <ESXiのホスト名>



5. 「管理」→「テンプレート」にて「Template Virt VMware」の「アイテム」を選択する。デフォルトでは以下3つのアイテムが存在する。ここにアイテムを追加する

 ・Event log
 ・Full name
 ・Version



6. 以下のように「CPU usage」という名前でアイテムを作成する



7. 「設定」→「ホスト」で、登録したESXiを選択し「アイテム」を確認すると、「エラー」が「×」となり、「Unknown hypervisor uuid.」と表示されてうまく動かない


というわけで、どうもうまく動かなくて試行錯誤した結果、次の登録方法でうまくいくことがわかった。

ESXiをディスカバリを使って登録する(成功パターン)

1. 「管理」→「ホスト」にてホストを新規作成する。以下のように「ホスト」タブで、ESXiのホスト名ではなく適当な名前(図ではVMware)として、ESXiのIPアドレスを登録する
 ※SNMPインターフェースは、別の監視で利用しているだけなので、設定は不要



2. 「テンプレート」タブでは「Template Virt VMware」を追加する
 ※ICMPやSNMPは別の監視で必要なだけなので、設定は不要


3. ここで一度ESXiにvSphere Clientなどでログインし、ユーザーを作成する。ユーザーは読み取り専用で問題ない。今回は「zbxuser」という名前で作成しておく



4. 「マクロ」タブでは、以下の3点を登録する。ホスト名は名前解決できるようにhosts登録などしておくこと

 ・{$PASSWORD} => zbxuserのパスワード
 ・{$URL}            => https://<ESXiのホスト名>/sdk
 ・{$USERNAME}  => zbxuser


5. しばらくすると作成した「VMware」のホストに設定されているディスカバリによって、以下のようにハイパーバイザーと仮想マシンが自動登録される

 Discover VMware hypervisors: <ESXiのホスト名> ←ディスカバリされたESXi
 Discover VMware VMs: <仮想マシンのホスト名> ←ディスカバリされた仮想マシン


ESXiは「Template Virt VMware Hypervisor」のテンプレートに自動で登録されているが、この中にはCPU使用率やメモリ使用率のアイテムがデフォルトで存在する。

6. 「Template Virt VMware Hypervisor」を選択し「グラフ」を選択する。以下の通りデフォルトでは何も設定されていない


7. 以下のように「CPU usage」と「Used Memory」というグラフを作成する。グラフ作成の際に選択するアイテムは以下の通り

 ・CPU:
   Template Virt VMware Hypervisor: CPU usage


 ・メモリ:
   Template Virt VMware Hypervisor: Total memory
   Template Virt VMware Hypervisor: Used memory
   Template Virt VMware Hypervisor: Ballooned


8. 「監視データ」→「グラフ」選択し、グラフが表示されることを確認する。

・CPUのグラフ



・メモリのグラフ


以上で設定は完了。デフォルトでは90日分のデータが保存され、グラフで確認することが可能となる。

2017年1月8日日曜日

リモートデスクトップ接続のクライアント側で動画や音楽ファイルの音声を出力する方法

家でも外出先でもノートPCを使ってインターネット閲覧や各種作業を実施しているが、検証環境利用の効率化やノートPCのバッテリー節約などを考えると、検証環境の1台のWindows Server 2012をクライアント端末用として構築し、そのサーバーに対してリモートデスクトップ接続することが便利と感じるようになった。

というわけで、ノートPCで何かの処理をすることは少なく、もっぱらリモートデスクトップ接続用の端末となっているのだが、リモートデスクトップ接続先のホストで動画や音楽を再生した際に、音がクライアント側で再生できないことが不便だった。

そこで、クライアント側で音を出せる設定を実施した。設定する前は複雑な設定が必要と身構えていたが、実際は非常に簡単だった。

実施環境

環境は以下の通りとなる。

 ・クライアント側:Windwos 10
 ・ホスト側:Windwos Server 2012

手順

1. 「コントロールパネル」で「サウンド」をダブルクリックする


2. 以下ダイアログボックスが表示されるので、「はい」を選択する

「Windowsオーディオサービスが実行されていないため、このコンピューターではオーディオを再生できません。Windowsオーディオサービスを有効にしますか?」



3. 「サウンド」画面が開くので、「リモートオーディオ」が表示されていることを確認する



3. 「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を確認し、以下サービスが「実行中」となっていることを確認する

 ・Windows Audio
 ・Windows Audio Endpoint Builder


以上で完了。これで、いちいちノートPC側で動画や音楽再生を実施しなくとも、リモートデスクトップ接続先で再生すれば音がでるようになって、一層便利になった。

2017年1月2日月曜日

PowerShellでWindowsのシステム情報やネットワーク・ディスクの情報を確認する方法

Windowsは昔からGUIベースのOSということもあって、コマンドでの設定確認は限界があるものと感じていた。しかし、Windowsもバージョンが上がり、PowerShellが搭載されるようになってから、ほぼすべての設定項目はPowerShellで確認できるようになった。

これを知っていると効率よくサーバー構築や設計書作成ができると感じたので以下に使えそうな設定確認コマンドをまとめてみる。なお、確認はWindows Server 2012 (無印)で実施した。

システム系

Windowsの役割と機能

GUIではサーバーマネージャーから確認できるが、コマンドでも確認可能。なお、Where-Object文を削除すれば、インストールされていない役割と機能を含めて一覧で表示される。

Get-WindowsFeature | Where-Object {$_.InstallState -eq "Installed"}
------------------------------
Display Name                                            Name                       Install State
------------                                            ----                       -------------
[X] Hyper-V                                             Hyper-V                        Installed
[X] ファイル サービスおよび記憶域サービス               FileAndStorage-Services        Installed
    [X] ファイル サービスおよび iSCSI サービス          File-Services                  Installed
        [X] ファイル サーバー                           FS-FileServer                  Installed
        [X] iSCSI ターゲット サーバー                   FS-iSCSITarget-Server          Installed
    [X] 記憶域サービス                                  Storage-Services               Installed
[X] .NET Framework 3.5 Features                         NET-Framework-Features         Installed
    [X] .NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む) NET-Framework-Core             Installed
[X] .NET Framework 4.5 Features                         NET-Framework-45-Fea...        Installed
    [X] .NET Framework 4.5                              NET-Framework-45-Core          Installed
    [X] WCF サービス                                    NET-WCF-Services45             Installed
        [X] TCP ポート共有                              NET-WCF-TCP-PortShar...        Installed
[X] Media Foundation                                    Server-Media-Foundation        Installed
[X] Windows PowerShell                                  PowerShellRoot                 Installed
    [X] Windows PowerShell 3.0                          PowerShell                     Installed
    [X] Windows PowerShell 2.0 エンジン                 PowerShell-V2                  Installed
    [X] Windows PowerShell ISE                          PowerShell-ISE                 Installed
[X] WoW64 サポート                                      WoW64-Support                  Installed
[X] インクと手書きサービス                              InkAndHandwritingSer...        Installed
[X] グループ ポリシーの管理                             GPMC                           Installed
[X] マルチパス I/O                                      Multipath-IO                   Installed
[X] ユーザー インターフェイスとインフラストラクチャ     User-Interfaces-Infra          Installed
    [X] グラフィック管理ツールとインフラストラクチャ    Server-Gui-Mgmt-Infra          Installed
    [X] サーバー グラフィック シェル                    Server-Gui-Shell               Installed
    [X] デスクトップ エクスペリエンス                   Desktop-Experience             Installed
[X] リモート サーバー管理ツール                         RSAT                           Installed
    [X] 役割管理ツール                                  RSAT-Role-Tools                Installed
        [X] Hyper-V 管理ツール                          RSAT-Hyper-V-Tools             Installed
            [X] Hyper-V GUI 管理ツール                  Hyper-V-Tools                  Installed
            [X] Windows PowerShell 用 Hyper-V モジュ... Hyper-V-PowerShell             Installed
------------------------------

サービス

[管理ツール]→[サービス]で確認できる内容と同じ。

get-wmiobject win32_service | ft Name, StartMode, State, Status -AutoSize
------------------------------
Name                                         StartMode State   Status

----                                         --------- -----   ------
AeLookupSvc                                  Manual    Stopped OK
ALG                                          Manual    Stopped OK
AllUserInstallAgent                          Manual    Stopped OK
AppIDSvc                                     Manual    Stopped OK
Appinfo                                      Manual    Running OK
AppMgmt                                      Manual    Stopped OK
AudioEndpointBuilder                         Manual    Stopped OK
Audiosrv                                     Manual    Stopped OK
AxInstSV                                     Manual    Stopped OK
BFE                                          Auto      Running OK
BITS                                         Manual    Running OK

~以下略~

------------------------------

インストールプログラム

[コントロールパネル]→[プログラムと機能]で確認できる内容と同じ。

Get-WmiObject -Class Win32_Product | ft Name,Vendor,Version -AutoSize
------------------------------
Name                                                                        Vendor                Version
----                                                                        ------                -------
VMware Tools                                                                VMware, Inc.          10.0.9.3917699
Microsoft Security Client                                                   Microsoft Corporation 4.10.0207.0
Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable - x64 9.0.30729.4148              Microsoft Corporation 9.0.30729.4148
Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable - x64 9.0.21022                   Microsoft Corporation 9.0.21022

~以下略~
------------------------------

適用HotFix

Windowsの重要な更新やセキュリティアップデートの確認。

Get-HotFix
------------------------------
Source        Description      HotFixID      InstalledBy          InstalledOn
------        -----------      --------      -----------          -----------
T1115W212     Security Update  KB2727528     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/12/23 0:00:00
T1115W212     Security Update  KB2736693     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/08/22 0:00:00
T1115W212     Security Update  KB2742614     T1115W212\Adminis... 2016/08/20 0:00:00
T1115W212     Security Update  KB2742616     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/08/22 0:00:00
T1115W212     Update           KB2756872     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/08/22 0:00:00
T1115W212     Update           KB2758246     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/08/22 0:00:00
T1115W212     Update           KB2761094     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/08/22 0:00:00
T1115W212     Update           KB2764870     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/08/22 0:00:00
T1115W212     Update           KB2769034     T1115W212\Adminis... 2016/08/20 0:00:00
T1115W212     Update           KB2769165     T1115W212\Adminis... 2016/08/20 0:00:00
T1115W212     Update           KB2769166     NT AUTHORITY\SYSTEM  2016/08/22 0:00:00
T1115W212     Security Update  KB2770660     T1115W212\Adminis... 2016/08/20 0:00:00

~以下略~
------------------------------

コントロールパネル一覧

コントロールパネルに表示される項目の一覧。

Get-ControlPanelItem
------------------------------
Name                          CanonicalName                 Category                      Description
----                          -------------                 --------                      -----------
アクション センター           Microsoft.ActionCenter        {システムとセキュリティ}      最近のメッセージを確認し、...
管理ツール                    Microsoft.AdministrativeTools {システムとセキュリティ}      コンピューターの管理に関す...
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資格情報マネージャー          Microsoft.CredentialManager   {ユーザー アカウント}         Windows 資格情報を管理しま...
日付と時刻                    Microsoft.DateAndTime         {時計、言語、および地域}      日付、時刻とタイム ゾーン...
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デバイス マネージャー         Microsoft.DeviceManager       {すべてのコントロール パネ... ハードウェアの設定の表示と...
デバイスとプリンター          Microsoft.DevicesAndPrinters  {ハードウェア}                デバイス、プリンター、印刷...
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コンピューターの簡単操作セ... Microsoft.EaseOfAccessCenter  {コンピューターの簡単操作,... お使いのコンピューターを使...
フォルダー オプション         Microsoft.FolderOptions       {デスクトップのカスタマイズ}  ファイルやフォルダーの表示...
フォント                      Microsoft.Fonts               {デスクトップのカスタマイズ}  コンピューターのフォントを...
インターネット オプション     Microsoft.InternetOptions     {ネットワークとインターネ...  インターネットの表示と接続...
iSCSI イニシエーター          Microsoft.iSCSIInitiator      {すべてのコントロール パネ... リモート iSCSI ターゲット...
キーボード                    Microsoft.Keyboard            {すべてのコントロール パネ... カーソルの点滅速度や文字の...
言語                          Microsoft.Language            {時計、言語、および地域}      地域と言語の設定をカスタマ...
マウス                        Microsoft.Mouse               {すべてのコントロール パネ... ボタンの構成、ダブルクリッ...
MPIO                          Microsoft.MPIOConfiguration   {すべてのコントロール パネ... マルチパスのデバイスの MPI...
ネットワークと共有センター    Microsoft.NetworkAndSharin... {ネットワークとインターネ...  ネットワークの状態の確認、...
通知領域アイコン              Microsoft.NotificationArea... {すべてのコントロール パネ... 通知領域に表示するアイコン...
個人設定                      Microsoft.Personalization     {デスクトップのカスタマイズ}  このコンピューターの画像、...
電話とモデム                  Microsoft.PhoneAndModem       {すべてのコントロール パネ... 電話のダイヤル情報とモデム...
電源オプション                Microsoft.PowerOptions        {ハードウェア, システムと...  コンピューターの電源管理の...
プログラムと機能              Microsoft.ProgramsAndFeatures {プログラム}                  コンピューター上のプログラ...
地域                          Microsoft.RegionAndLanguage   {時計、言語、および地域}      言語、数値、時刻および日付...
RemoteApp とデスクトップ接続  Microsoft.RemoteAppAndDesk... {すべてのコントロール パネ... RemoteApp とデスクトップ接...
サウンド                      Microsoft.Sound               {ハードウェア}                オーディオ デバイスを構成...
同期センター                  Microsoft.SyncCenter          {すべてのコントロール パネ... このコンピューターとネット...
システム                      Microsoft.System              {システムとセキュリティ}      コンピューターの情報を表示...
タスク バー                   Microsoft.Taskbar             {デスクトップのカスタマイズ}  表示される項目の種類、項目...
音声合成                      Microsoft.TextToSpeech        {すべてのコントロール パネ... 音声合成と音声認識 (インス...
トラブルシューティング        Microsoft.Troubleshooting     {すべてのコントロール パネ... 一般的なコンピューターの問...
ユーザー アカウント           Microsoft.UserAccounts        {ユーザー アカウント}         このコンピューターを共有す...
Windows ファイアウォール      Microsoft.WindowsFirewall     {システムとセキュリティ}      ファイアウォール セキュリ...
Windows Update                Microsoft.WindowsUpdate       {システムとセキュリティ}      ソフトウェアやドライバーの...
Flash Player (32 ビット)                                    {システムとセキュリティ}      Flash Player の設定を管理
メール (32 ビット)                                          {ユーザー アカウント}         Microsoft Outlook プロファ...
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イベントログ

とりあえず最近の100個のイベントログを確認するには以下の通り。なお、LogNameにはSystem、Application、Securityなどを選択する。

Get-EventLog -LogName system -Newest 100
------------------------------
   Index Time          EntryType   Source                 InstanceID Message
   ----- ----          ---------   ------                 ---------- -------
  116156 12 30 10:05   Information Service Control M...   1073748860 DPMRA サービスは 停止 状態に移行しました。
  116155 12 30 10:00   Information Service Control M...   1073748860 Device Setup Manager サービスは 停止 状態に移行...
  116154 12 30 10:00   Information Service Control M...   1073748860 Microsoft Software Shadow Copy Provider サービ...
  116153 12 30 10:00   Information Service Control M...   1073748860 DPMRA サービスは 実行中 状態に移行しました。
  116152 12 30 09:59   Information Service Control M...   1073748860 Windows Modules Installer サービスは 停止 状態...

~以下略~
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Informationのログを省略し、エラーや警告ログだけを見たいのであれば、以下の通りにする。

Get-EventLog -LogName system -Newest 100 | Where-Object {$_.EntryType -match "Err|Warn"}
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   Index Time          EntryType   Source                 InstanceID Message
   ----- ----          ---------   ------                 ---------- -------
  116150 12 30 09:58   Error       UmrdpService                 1111 プリンター Microsoft Print to PDF に必要なドラ...
  116149 12 30 09:58   Error       UmrdpService                 1111 プリンター HP ePrint + JetAdvantage に必要なド...
  116148 12 30 09:58   Error       UmrdpService                 1111 プリンター Foxit PhantomPDF Printer に必要なド...
  116114 12 30 09:05   Error       Ntfs                           55 ボリューム C: のファイル システム構造で破損が検...
  116113 12 30 09:05   Warning     Microsoft-Windows...           98 ソース 'Microsoft-Windows-Ntfs' のイベント ID '...

~以下略~
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ネットワーク系

ネットワークアダプター一覧

Up、Downの状況やMacアドレスなどの確認。

Get-NetAdapter
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Name                      InterfaceDescription                    ifIndex Status       MacAddress             LinkSpeed
----                      --------------------                    ------- ------       ----------             ---------
Ethernet1                 Intel(R) 82574L Gigabit Network Co...#2      13 Up           00-0C-29-AA-90-B7         1 Gbps
vEthernet (vSwitch1)      Hyper-V 仮想イーサネット アダプター #2       16 Up           00-0C-29-AA-90-B7        10 Gbps
------------------------------

ネットワークアダプターのプロパティ

[ネットワークアダプターのプロパティ]にて確認できる各種パラメータの確認。

Get-NetAdapterBinding
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Name                           DisplayName                                        ComponentID          Enabled
----                           -----------                                        -----------          -------
Ethernet1                      Hyper-V 拡張可能仮想スイッチ                       vms_pp               True
Ethernet1                      Link-Layer Topology Discovery Responder            ms_rspndr            False
Ethernet1                      Link-Layer Topology Discovery Mapper I/O Driver    ms_lltdio            False
Ethernet1                      Microsoft Network Adapter Multiplexor Protocol     ms_implat            False
Ethernet1                      Microsoft ネットワーク用クライアント               ms_msclient          False
Ethernet1                      Windows ネットワーク仮想化フィルター ドライバー    ms_netwnv            False
Ethernet1                      QoS パケット スケジューラ                          ms_pacer             False
Ethernet1                      Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有   ms_server            False
Ethernet1                      インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)  ms_tcpip6            False
Ethernet1                      インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)  ms_tcpip             False
vEthernet (vSwitch1)           Hyper-V 拡張可能仮想スイッチ                       vms_pp               False
vEthernet (vSwitch1)           Link-Layer Topology Discovery Responder            ms_rspndr            True
vEthernet (vSwitch1)           Link-Layer Topology Discovery Mapper I/O Driver    ms_lltdio            True
vEthernet (vSwitch1)           Microsoft Network Adapter Multiplexor Protocol     ms_implat            False
vEthernet (vSwitch1)           Microsoft ネットワーク用クライアント               ms_msclient          True
vEthernet (vSwitch1)           Windows ネットワーク仮想化フィルター ドライバー    ms_netwnv            False
vEthernet (vSwitch1)           QoS パケット スケジューラ                          ms_pacer             True
vEthernet (vSwitch1)           Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有   ms_server            True
vEthernet (vSwitch1)           インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)  ms_tcpip6            False
vEthernet (vSwitch1)           インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)  ms_tcpip             True
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ネットワークアダプタの構成の詳細

[ネットワークアダプターのプロパティ]→[構成]→[詳細]にて確認できる各種パラメータの確認。

Get-NetAdapterAdvancedProperty
------------------------------
Name                      DisplayName                    DisplayValue                   RegistryKeyword RegistryValue
----                      -----------                    ------------                   --------------- -------------
Ethernet1                 Flow Control                   Rx & Tx Enabled                *FlowControl    {3}
Ethernet1                 Interrupt Moderation           Enabled                        *InterruptMo... {1}
Ethernet1                 IPv4 Checksum Offload          Rx & Tx Enabled                *IPChecksumO... {3}
Ethernet1                 Jumbo Packet                   Disabled                       *JumboPacket    {1514}
Ethernet1                 Large Send Offload V2 (IPv4)   Enabled                        *LsoV2IPv4      {1}
Ethernet1                 Large Send Offload V2 (IPv6)   Enabled                        *LsoV2IPv6      {1}
Ethernet1                 RSS プロセッサの最大数         8                              *MaxRssProce... {8}
Ethernet1                 優先する NUMA ノード           システムの既定値               *NumaNodeId     {65535}
Ethernet1                 RSS キューの最大数             1 Queue                        *NumRssQueues   {1}
Ethernet1                 Priority & VLAN                Priority & VLAN Enabled        *PriorityVLA... {3}
Ethernet1                 Receive Buffers                256                            *ReceiveBuffers {256}
Ethernet1                 Receive Side Scaling           Enabled                        *RSS            {1}
Ethernet1                 RSS 基本プロセッサ数           0                              *RssBaseProc... {0}
Ethernet1                 Speed & Duplex                 Auto Negotiation               *SpeedDuplex    {0}
Ethernet1                 TCP Checksum Offload (IPv4)    Rx & Tx Enabled                *TCPChecksum... {3}
Ethernet1                 TCP Checksum Offload (IPv6)    Rx & Tx Enabled                *TCPChecksum... {3}
Ethernet1                 Transmit Buffers               512                            *TransmitBuf... {512}
Ethernet1                 UDP Checksum Offload (IPv4)    Rx & Tx Enabled                *UDPChecksum... {3}
Ethernet1                 UDP Checksum Offload (IPv6)    Rx & Tx Enabled                *UDPChecksum... {3}
Ethernet1                 Adaptive Inter-Frame Spacing   Disabled                       AdaptiveIFS     {0}
Ethernet1                 Interrupt Moderation Rate      Adaptive                       ITR             {65535}
Ethernet1                 Log Link State Event           Enabled                        LogLinkState... {51}
Ethernet1                 Gigabit Master Slave Mode      Auto Detect                    MasterSlave     {0}
Ethernet1                 Locally Administered Address   --                             NetworkAddress  {--}
Ethernet1                 Wait for Link                  Auto Detect                    WaitAutoNegC... {2}
vEthernet (vSwitch1)      IPv4 Checksum Offload          Rx & Tx Enabled                *IPChecksumO... {3}
vEthernet (vSwitch1)      IPsec Offload                  Auth Header and ESP Enabled    *IPsecOffloadV2 {3}
vEthernet (vSwitch1)      Jumbo Packet                   無効                           *JumboPacket    {1514}
vEthernet (vSwitch1)      Large Send Offload Version ... 有効                           *LsoV2IPv4      {1}
vEthernet (vSwitch1)      Large Send Offload Version ... 有効                           *LsoV2IPv6      {1}
vEthernet (vSwitch1)      TCP Checksum Offload (IPv4)    Rx & Tx Enabled                *TCPChecksum... {3}
vEthernet (vSwitch1)      TCP Checksum Offload (IPv6)    Rx & Tx Enabled                *TCPChecksum... {3}
vEthernet (vSwitch1)      UDP Checksum Offload (IPv4)    Rx Enabled                     *UDPChecksum... {2}
vEthernet (vSwitch1)      UDP Checksum Offload (IPv6)    Rx Enabled                     *UDPChecksum... {2}
vEthernet (vSwitch1)      ネットワーク アドレス          --                             NetworkAddress  {--}
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ディスク系

物理ディスク

[サーバーマネージャー]→[ファイルサービスと記憶域サービス]→[ディスク]で確認できる内容と同じ。

Get-Disk
------------------------------
Number Friendly Name                            OperationalStatus                    Total Size Partition Style
------ -------------                            -----------------                    ---------- ---------------
0      VMware Virtual disk SCSI Disk Device     Online                                    50 GB MBR
1      MSFT Virtual HD  Multi-Path Disk Device  Offline 
------------------------------

ボリューム

[サーバーマネージャー]→[ファイルサービスと記憶域サービス]→[ボリューム]で確認できる内容と同じ。

Get-Volume
------------------------------
DriveLetter       FileSystemLabel  FileSystem       DriveType        HealthStatus        SizeRemaining             Size
-----------       ---------------  ----------       ---------        ------------        -------------             ----
                  システムで予約済み        NTFS             Fixed            Healthy                   94.2 MB           350 MB
C                                  NTFS             Fixed            Healthy                  15.16 GB         49.66 GB
A                                                   Removable        Healthy                       0 B              0 B
D                                                   CD-ROM           Healthy                       0 B              0 B
------------------------------



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