以前、nmtui
コマンドを使ってLinuxでVLANインタフェースを作成する手順を記載した。
今回はnmcli
コマンドを使って同様にVLANインタフェースを設定してみる。
通常のEthernetインタフェースに設定する場合
まずは通常のEthernetインタフェースを作成する。今回は「ens224」とした。
# nmcli c add type ethernet con-name ens224 ifname ens224
接続 'ens224' (5d3fc55a-9092-4370-91f9-0e89476473e4) が正常に追加されました。
「ens224」に対して、<インタフェース名>.<VLAN ID>
という名前にてVLANインタフェースを作成する。
# nmcli c add type vlan con-name ens224.1011 dev ens224 id 1011
接続 'ens224.1011' (96ffeac0-1aee-4ef9-811c-837df3ec645e) が正常に追加されました。
あとは、作成したVLANインタフェースに対して、通常のインタフェースと同様にIPアドレス等の設定を行えばよい。
# nmcli c mod ens224.1011 ipv4.method manual ipv4.address 192.168.11.192/24 ipv4.gateway 192.168.11.31 ipv4.dns 192.168.11.61 ipv6.method ignore connection.autoconnect yes
Bondインタフェースに設定する場合
まずはBondインタフェースを作成する。詳細は以下別記事を参照いただきたい。
- 【RHEL 7/CentOS7以降対応】Linuxのネットワークチーミング (Bonding) の設定
# nmcli c add type bond con-name bond0 ifname bond0 bond.options "downdelay=0,miimon=100,mode=active-backup,primary=ens224,updelay=0"
接続 'bond0' (aa7cfc85-ad14-4d2b-a3c9-d9154fd80957) が正常に追加されました。
# nmcli c add type ethernet slave-type bond con-name ens224 ifname ens224 master bond0
接続 'ens224' (ee918a9a-bdbb-489d-9feb-1d6efefe94e4) が正常に追加されました。
# nmcli c add type ethernet slave-type bond con-name ens256 ifname ens256 master bond0
接続 'ens256' (f8ec5b06-d43d-4d7e-a885-ac5120d556f2) が正常に追加されました。
「bond0」に対して、<Bondインタフェース名>.<VLAN ID>
という名前にてVLANインタフェースを作成する。
# nmcli c add type vlan con-name bond0.1011 dev bond0 id 1011
接続 'bond0.1011' (9326c860-2f5b-420e-99ac-41d60260fa3f) が正常に追加されました 。
あとは、作成したVLANインタフェースに対して、通常のインタフェースと同様にIPアドレス等の設定を行えばよい。
# nmcli c mod bond0.1011 ipv4.method manual ipv4.address 192.168.11.192/24 ipv4.gateway 192.168.11.31 ipv4.dns 192.168.11.61 ipv6.method ignore connection.autoconnect yes
0 件のコメント:
コメントを投稿