2021年10月9日土曜日

Splunkのライセンスを評価版からFreeライセンスに変更する手順

Splunkはインストール後60日間は、Splunk Enterpriseの評価版として動作し、すべての機能を制限なく使用することができる。60日経過するとEnterpriseトライアルライセンスの期限切れにより、ログのサーチを含むすべての操作ができなくなるが、Freeライセンスに変更することで、機能制限が加わるもののログのサーチ等の基本的な機能は継続して使用することができる。

EnterpriseライセンスとFreeライセンスの機能差異は、以下URLにて確認いただきたい。

本記事では、インストール後60日が経過したSplunkに対して、Freeライセンスへ変更する手順を記載する。

環境

  • OS : CentOS 7
  • Splunk : 8.1.2

手順

1. 管理Web画面にログイン

評価版のライセンスの期限が切れると、ログイン画面に以下のように「ライセンスが失効しています。管理者としてログインし、ライセンスを更新してください。」のメッセージが表示される。

ログイン自体はできるので、管理者アカウントであるadminユーザでログインを行う。

2. ライセンス画面を表示

管理Web画面上部の[設定]→[ライセンス]を選択し、ライセンス画面を表示させる。

「Trialライセンスグループ」となっていることを確認する。

3. ライセンスグループの変更画面を表示

[ライセンスグループの変更]ボタンを選択する。

4. ライセンスグループを変更

ライセンスグループを「Enterpriseトライアルライセンス」から「フリーライセンス」に変更し、[保存]ボタンを選択する。

5. Splunk再起動

ライセンスグループの変更を有効にする場合は、Splunkの再起動が必要な旨表示されるので、[今すぐ再起動]ボタンを選択する。

6. ライセンスの変更を確認

ログイン画面に戻るので、再度adminユーザにてログインする。

管理Web画面上部の[設定]→[ライセンス]を選択し、ライセンス画面を表示させ、「Freeライセンスグループ」に変更されていることを確認する。

以上で、SplunkのFreeライセンスへの変更作業は完了となる。

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