Splunkはインストール後60日間は、Splunk Enterpriseの評価版として動作し、すべての機能を制限なく使用することができる。60日経過するとEnterpriseトライアルライセンスの期限切れにより、ログのサーチを含むすべての操作ができなくなるが、Freeライセンスに変更することで、機能制限が加わるもののログのサーチ等の基本的な機能は継続して使用することができる。
EnterpriseライセンスとFreeライセンスの機能差異は、以下URLにて確認いただきたい。
本記事では、インストール後60日が経過したSplunkに対して、Freeライセンスへ変更する手順を記載する。
環境
- OS : CentOS 7
- Splunk : 8.1.2
手順
1. 管理Web画面にログイン
評価版のライセンスの期限が切れると、ログイン画面に以下のように「ライセンスが失効しています。管理者としてログインし、ライセンスを更新してください。」のメッセージが表示される。
ログイン自体はできるので、管理者アカウントであるadminユーザでログインを行う。
2. ライセンス画面を表示
管理Web画面上部の[設定]→[ライセンス]を選択し、ライセンス画面を表示させる。
「Trialライセンスグループ」となっていることを確認する。
3. ライセンスグループの変更画面を表示
[ライセンスグループの変更]ボタンを選択する。
4. ライセンスグループを変更
ライセンスグループを「Enterpriseトライアルライセンス」から「フリーライセンス」に変更し、[保存]ボタンを選択する。
5. Splunk再起動
ライセンスグループの変更を有効にする場合は、Splunkの再起動が必要な旨表示されるので、[今すぐ再起動]ボタンを選択する。
6. ライセンスの変更を確認
ログイン画面に戻るので、再度adminユーザにてログインする。
管理Web画面上部の[設定]→[ライセンス]を選択し、ライセンス画面を表示させ、「Freeライセンスグループ」に変更されていることを確認する。
以上で、SplunkのFreeライセンスへの変更作業は完了となる。
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