最近では、3,000円台でVLAN設定ができるスイッチが販売されており、自宅では以前から「TP-LINK TL-SG108E」を使用している。
このスイッチとすごい見た目と機能が似ているスイッチとして「NETGEAR GS308E」があり気になっていた。
ちょうどスイッチがもう1つ必要だったので、買い足して比較してみた。
比較結果
以下に比較結果を記載する。NETGEAR GS308Eでは対応していない項目がいくつかあることから、「TP-LINK TL-SG108E」がおすすめとなる。
設定項目 | TP-LINK TL-SG108E | NETGEAR GS308E |
---|---|---|
価格 | 3,490円 (2016年購入時) | 3,660円 (2020年購入時) |
大きさ | 158 x 101 x 25 mm | 158 x 101 x 29 mm |
重量 | 0.5kg | 0.5kg |
MACアドレステーブル | 4K | 4K |
Buffer Size | 192KB | 192KB |
Jumbo Frame | 15K | 9K |
ユーザID変更 | ● | × |
バックアップ・リストア | ● | ● |
工場出荷状態にリセット | ● 管理画面・本体両方で可能 | ● |
インタフェース管理 | ● ポート単位でDisableが可能 | × Disable不可 |
Port Statistics | ● 受信/送信でエラーパケット確認が可能 | ▲ 受信/送信の区別不可 |
LAG | ● | × 設定項目なし |
IGMP Snooping | ● | ● |
Loop検知 | ● | ● |
ポートミラーリング | ● Ingress(受信)/Egress(送信)の選択が可能 | ▲ 選択不可 |
ケーブルテスター | ● | ● |
MTU VLAN | ● | × 設定項目なし |
Port Based VLAN | ● | ● |
802.1Q VLAN | ● | ● |
帯域制御 | ● 数値で指定 | ▲ 512Kbps~512Mbpsの範囲のみ選択して設定可能 |
Storm Control | ● UL-Frame/Multicast/Broadcastの指定が可能 | ▲ Broadcastのみ |
管理画面の比較
VLAN設定の管理画面で比較をしてみる。
TP-LINK TL-SG108E
VLAN設定は1画面で設定・確認できるようになっており、どのVLAN IDがどのポートにTagged/Untaggedで設定されているかわかるように表示される。
NETGEAR GS308E
VLAN設定は、まず「Basic」と「Advanced」に分かれている。
両方設定するのか、片方設定するのかさっそく分かりづらいが、これは「片方」しか設定できず、DisableをEnableにしようとすると、現在の設定が消去される旨の警告が表示される。
また、Tagged/Untaggedの設定は、VLAN IDを選択したうえで図示されたポートをクリックすることで設定することができる。
ただし、この設定を確認しようとすると、再度VLAN IDを選択して画面を表示させる必要がある。一覧表示する画面もあるのだが、残念ながらVLANに所属することしか確認できず、Tagged/Untaggedは表現されていない。
まとめ
すでに記載しているが、設定の豊富さ、管理画面の使いやすさ両方を考慮すると、「TP-LINK TL-SG108E」の選択が間違いないだろう。
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