2019年7月31日水曜日

Windows ServerにVMware Toolsをサイレントインストールする方法

Windows版のVMware Toolsは、昔からGUIによるインストーラが提供されており、GUIによるインストール操作が必要となっていた。

しかし、仮想マシンの台数が増えるとGUIで操作するのは手間となるので、サイレントインストールする手順を調べてみた。

VMware Toolsサイレントインストール手順

結論から言うと以下をコマンドプロンプトまたはPowerShellで実行すればよい。

PS C:\> D:\setup.exe /S /v "/qn"

なお、VMwareのKBなどでは、/vオプションの後の""はスペースなしで実行しているが、なぜかPowerShellでは実行できない(GUIのウィザードが表示される)。上記で示したコマンドのように、/vオプションの後にスペースを入れれば、コマンドプロンプトでもPowerShellでも、どちらでも問題なく実行できるようだ。

実際に試してみよう。

DドライブにVMware Toolsのメディアがマウントされた状態となる。

PowerShellを「管理者として実行」で開く。


先ほどのコマンドを実行してインストールを開始する。タスクマネージャーを開くと、「VMware installation launcher」などが実行されていることがわかる。


インストール終了後、自動でOSが再起動される。


OS再起動後、問題なければESXiにてVMware Toolsがインストール済み状態となる。


なお、インストール後に自動再起動を抑制したい場合は、以下コマンドを実行すればよい。
PS C:\> D:\setup.exe /S /v "/qn REBOOT=ReallySuppress"

参考

Windows 仮想マシンに VMware Tools をインストールする (1018377)
https://kb.vmware.com/s/article/1018377?lang=ja

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