2015年6月14日日曜日

QNAPのNAS「TS-112P」を買ってみた (初期設定編)

以前BuffaloのNASを使っていたが1年で壊れたので、QNAPのNASを買ってみた。購入したモデルは以下の通り。

 ・QNAP TS-112P
 ・Seagate HDD 2TB 7200rpm

初期設定の備忘録としてまとめておく。


※図は現在のNAS周りの状況。空気清浄機の裏側の隙間に配置した。NASの隣がBuffaloのUSBハードディスク、上がBuffaloの無線LANルーター。無線LANルーターの速度がボトルネックになりつつあるので、買い替えも検討中

初期故障

Amazonで購入したのだが、起動してから5分おきにビープ音が鳴りStatusランプが赤点灯。どうも様子がおかしい。以下サイトで調べてみると、ファンの故障のようだ。

http://docs.qnap.com/nas/4.0/jp/index.html?checking_system_status.htm

実際ファンを見てみると回転していなかった。箱に記載のあったテックウインドのサポートに連絡してみると、ファンまたはオンボードの故障の可能性があるとのこと。Amazonで交換して欲しいとのことだった。

本題とは外れるが、Amazonでの交換手順は以下の通り。
  1. メーカーに連絡し故障判断をしてもらう(今回の場合はテックウインド。その際に、故障の診断内容と担当者名を控えておくと良いらしい)
  2. Amazonの注文履歴から「商品の返品・交換」をクリック
  3. 返品理由欄に控えておいた故障の診断内容と担当者名を記載(私はここでそれを書くのを忘れてしまったので、返品のダンボールの中に手書きで記入した)
  4. 交換処理をすると、とりあえず新しいNASの購入処理になる。この時点ではNASを2台購入した代金で処理される
  5. 返品するNASはAmazonが自動生成する宛先、ラベルとバーコードをダンボール内に入れて返送する(Amazonで案内される郵便局に電話すれば集荷に来てくれる)。この際、故障であれば着払いで処理する
  6. 返品商品がAmazonに届くと、金額が払い戻される
というわけで、Amazonに交換依頼を出して、次に届いたNASは正常に起動したので、ようやくセットアップを開始できることになった。

DHCP問題

起動は正常にされるのだが、今度はネットワークに接続されず管理画面へのアクセスができない。PCとクロスケーブルで直結するとリンクアップして、169.254.100.100というIPアドレスで割り当てられているようだ。

管理画面にアクセスできたので、IPをStaticに変更してみたりしたが、Buffaloのルーターのポートに指すとやはりネットワークに接続できない。

散々悩んだ挙句、ルーター再起動できちんとDHCPでIPを取れるようになった。結局原因はBuffaloのルーターで、ググるとBuffaloのルーターではよくあることのようだ。

NASのネットワーク設定はDHCPに戻し、Buffaloのルーター側でMACアドレスとDHCPでリースするIPアドレスを紐付けて固定するよう設定した。

初期設定

設定した項目は以下の通り。

◆ファームウェア更新
 ・とりあえず手動で最新版の4.1.4へ

◆一般設定
 ・時刻をGMT+9:00に変更
 ・タイムサーバーをntp.jst.mfeed.ad.jpに変更
 ・ログイン画面をデフォルトのオシャレなやつから地味なやつに変更

◆ストレージマネージャー
 ・ハードディスクSMARTの簡易テントを毎週月曜5:00に設定

◆ハードウェア
 ・アラームブザーについて、システム操作・システムイベント共に無効に設定
  →ただし、無効にしても起動時に1回どうしてもブザーが1回鳴る

◆通知
 ・SMTPサーバでGmailアドレスを指定し、「テストEメールの送信」を実施
  →この際に、Gmail側で「安全性の低いアプリのアクセス」を「オンにする」必要あり
 ・アラート通知も同様にEメールにチェックしてGmailアドレスを指定

◆外部ストレージ
 ・USBハードディスクを背面に接続すると勝手に認識する
  →性能面からUSB3.0のHDDを接続した方が良い
  →EXT4、EXT3、FAT32、NTFS、HFS+でフォーマット可能。
   PCで直接接続できるようにNTFSでフォーマットした

◆システムログ
 ・Syslogクライアント管理で、自分自身のIPアドレス宛てにSyslog転送を設定
  →後ほどNASのSyslogサーバを機能させる

◆ユーザー
 ・デフォルトのadminだけでも良いが、一応管理アカウントとして新しく作成

◆Win/Mac/NFS
 ・Microsoftネットワークで、以下設定を実施
  - サーバの名前:任意で適当に設定
  - ワークグループ:WORKGROUP
  - スタンドアロンサーバ
 ・Appleネットワーク・NFSサービスは使う予定が無いので無効のままにする

◆FTPサービス
 ・デフォルトで有効だが、使わないので無効に

◆Telnet / SSH
 ・Telnetは使わないので無効に

◆ネットワークごみ箱
 ・ファイル削除を実施する度に各フォルダに@Recycleというゴミ箱フォルダができる機能。
  うざいので無効に
  →外部ストレージのバックアップからも復元できるので無効でOKとした

◆ストレージマネージャー
 ・External Backupの外部ドライブで、日次でバックアップを取得する設定を実施
  →初回はそこそこ時間が掛かるが、2回目以降は差分バックアップになる
  →「余分なファイルの削除」のオプションをチェックしないことで、削除は反映されなくなる

◆VPNサーバ
 ・デフォルト有効だが、使わないので無効に

◆Syslogサーバ
 ・デフォルトで無効なので有効にする。ルーターとNAS自身のログを保存するように設定

データ移行

データ移行はUSBハードディスクからNASに対して行う。直接NASにUSBハードディスク挿せば認識してデータコピーができそうだが、タイムスタンプがどうなるかわからなかったので、一度PCを経由して、

   [USBハードディスク] --USB2.0 480Mbps-> [PC] --有線LAN 1Gbps-> [NAS]

といった経路でrobocopy使ってデータをコピーする。ボトルネックはUSB2.0の部分で、480Mbps = 60MB/sが理論値の最大転送量となる。実測値では30MB/s程度が限界だった。540GBのデータ移行で7時間程掛かった。

また、ファイルをどこに保存するか悩んだが、デフォルトで存在する「public」フォルダに全て保存することにした。

その他の設定

他にも以下のような設定を実施したが、記述量が多くなるので別途分けて記載する。

 ・QNAPのDDNSへ登録して、外出中もNASにアクセスできるように
 ・マルティメディア管理に関する設定

参考URL

QNAP Turbo NAS ソフトウェア取扱説明書 (バージョン: 4.0)
http://docs.qnap.com/nas/4.0/jp/index.html