種類と違い
違いは以下の通り。- スリープ:メモリ状態維持のための最低限の電源状態での稼働を維持
- 休止状態:メモリを退避のためのファイル(C:\hiberfil.sys)に退避し完全にパワーオフ
- 高速シャットダウン:Windows 8.1からの新機能。休止状態同様、必要なメモリ情報を退避してからシャットダウンすることで次回起動を早める。ただし、シャットダウンなのでアプリ等の状態は復旧できない
コマンド(基本)
知らなかったのだが、Windows 7から休止状態はGUIからON・OFFができなくなったらしい。デフォルトONだと思うので気にする場面はあまり無いかもしれないが、代わりにコマンドで設定できるようになった。Windows 8の「スタートメニュ」→「cmd」入力→右側にコマンドプロンプトのアイコンが出てくるので「右クリック」→「管理者として実行」を選択する(面倒くさ!)。
まずは、ヘルプを見てどんなオプションがあるかは見ておこう。
powercfg /?
powercfg /a
休止状態をON・OFFするには以下コマンド。
powercfg /h on
powercfg /h off
コマンド(レポート出力)
私みたいに休止状態が選択できない・スリープが選択できない問題に遭遇したら、以下コマンドにてトレースログが取得して診断ログを出力させると何かわかるかもしれない(私の場合は原因特定はできなかったが)。powercfg /ENERGY
ログはC:\Windows\system32\energy-report.htmlに出力されるので、ブラウザで開いて確認する。以下の様なある意味余計なお世話的なログがほとんどだが、本当に問題がある場合は何か調査のきっかけになるものが見つかるかもしれない。
- 電源ポリシー:ディスプレイ タイムアウトは無効になっています (電源接続時)
- CPU 使用率:プロセッサ使用率は高レベルです
- 電源ポリシー:ディスプレイのタイムアウトが長く設定されています (バッテリ使用時)
他にも以下コマンドがある。どういう時に使えばよいかはちょっと分からないが、一度使ってみてレポート結果を見てみるのはアリ。
powercfg /SLEEPSTUDY
powercfg /BATTERYREPORT
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