いろいろ調べると発生する原因がわかったので、発生原因と対策について記載することにする。
発生原因
本事象を発生させる手順を説明することにする。まず、ポートグループが以下2つある状態から作業を実施する。- VM Network : 仮想マシン用ポートグループ
- Management Network : VMkernel用ポートグループ
作業前のvSwitchの状態は以下の通り。 ポートグループ「VM Network」に「test」という仮想マシンが1台存在する状況となっている。
作成後のVMkernel NICの状態は以下の通り。
設定後のvSwitchの状態は以下のようになる。
ポートグループ「VM Network」にVMkernelポートが設定されることにより、仮想マシンのポートが消えしまっている。これが原因で、仮想マシンの設定画面においてもポートグループの設定ができなくなってしまうようだ。
※ただし、設定ができなくなるだけで、仮想マシンの通信には影響はなかった。
どうやら、1つのポートグループにVMkernelポートと仮想マシンのポートの共存はできないようだ(であれば、共存設定ができてしまうこと自体が問題な気がするが)。
回避策
この場合のvSwitchの状態は以下の通りとなる。
上記設定に変更した場合、以下の通り、仮想マシンからも正常にポートグループが選択できるようになった。
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