とはいっても、私のWindows 7とWindows 8.1のPCはどちらもアップグレードの予約用のアイコンが表示されなかったため、何もせず期日を迎えてしまった。アップグレードは予約をしたPCに対し順次開始されるような雰囲気があったが、実際は手動であればいつでも好きなときにアップグレードすることができたので、その手順を記載する。
Windows 10のメディア作成ツールを入手
以下サイトからメディア作成ツールを入手する。32bitと64bitがあるので、現在使っているOSに合わせてダウンロードすればよい。https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
アップグレードの開始
メディア作成ツールという名前なので、Windows 10のISOファイルも作成することはできるのだが、このツールが直接OSのアップグレードを実行する機能もある。今回はその機能を使ってみた。なお、今回自分がアップグレード対象としたのは、Windows 7上のVMware Workstation 11で稼動しているWindows 7。さすがにリリース直後のOSをメインPCにインストールする勇気はでなかった。
さて、メディア作成ツールを起動すると以下画面が出る。ここで「このPCを今すぐアップグレードする」を選択する。
※インストールメディア(ISOも作成可能)を作りたければ、下を選ぶ。
そうすると以下のような遷移で処理が動く。
①Windows 10をダウンロードしています (6分)
②ダウンロードを検証しています (2分)
③Windows 10のメディアを作成しています (14分)
④更新プログラムをダウンロードしています (1分)
ちなみに、これはよくない仕様だが、Windows 10にアップグレードできない条件と合致すると、④で止まる。④に到達するまでそこそこ時間を要するので、条件チェックは一番最初にして欲しい。最初1GBのメモリの仮想マシンをアップグレードしようとしたら、以下メッセージで失敗してしましまった。
その後は、ライセンス条項の同意など一般的な内容なので、次へ進んでいけばよく、最終的に「インストールする準備ができました」の画面になる。
インストール
以下のような画面が出てインストールが進んでいく。時間は45分要した。初回起動
アップグレードが終了すると、初回起動時だけに表示される画面に遷移する。面倒だったので「簡単設定を使う」を選択し終わらせてしまった。Windows 10の起動とVMware Toolsの再インストール
最終処理が終わると、Windows 10のデスクトップが表示される。これで通常のPCでのアップグレードは終了だが、VMware仮想環境の場合は、以下を実施する。
①仮想マシンをシャットダウン
②仮想マシンの設定画面にて「ゲストOS」の項目を「Windows 10 x64」に変更
③仮想マシンを起動
④VMware Toolsを再インストール
VMware Toolsは、OSのバージョンが変わると、微妙にインストールされるドライバや変更される設定が異なることがあるので、上記を実施している。
なお、上記②の手順について補足だが、VMware Workstation 11には「Windows 10 x64」の選択肢が用意されていた。しかし、ESXiの場合はバージョンによっては表示されないと思うので、アップデートがVMware社から用意されるようであればアップデートする。そうでない場合は、一番近いOS(Windows 8やWindows Server 2012)などを選んで起動することを期待してみるのが良い。
※今回の場合であれば、Windows 7の設定状態でも起動もするし、VMware Toolsも動作した
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