・商用OSのEOSを調べてみた!2017年末版
https://tech-mmmm.blogspot.com/2017/12/oseos2017.html
2019年にサポート期限を迎える製品については、赤字で強調表示した。
なお、本記事で「EOS」と表現する場合は、製品として完全にすべてのサポートが終了する期限を指すことにする。例えば、通常サポートが終了しても延長サポートが存在するような場合は、EOSとは表現しない。
Windows (PC用)
2019年になっても即座にEOSとなるOSは無い。Windows 7に関しては2020年1月まで延長サポートが続くが、そろそろEOSが1年後に迫ってきたこともあり、Windows 7を使用している企業は更新を検討しなければならないタイミングとなるだろう。・製品のライフサイクルの検索
https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search
・ご存知ですか?OS にはサポート期限があります!
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10-portal/eos.aspx
・Windows 7 SP 1
延長サポート:2020/01/14 (SP1必須)
・Windows 8.1
延長サポート:2023/01/10
・Windows 10
Windows 10は、今までのWindows OSとサポートポリシーが異なり、モダンライフサイクルポリシーが適用される。なお、今までの単純なメインストリームサポートと延長サポートの構成を「固定ライフサイクルポリシー」と呼ぶ。
Windows ライフサイクルのファクト シート
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet
モダンライフサイクルポリシーについて簡単に説明すると、Windows 10では3月と9月の年2回、機能更新プログラムのリリースが予定されており、この機能更新プログラムのリリースから18ヶ月(EnterpriseとEducationのみ9月更新は30ヶ月)が、その機能更新プログラムを適用したWindows 10のサポート期間となる。
機能更新プログラムはYYMMの形式で表現され、2018年12月現在の最新バージョンは1809となる。
以下に2018年12月時点でサポート中のバージョンを以下に記載する。
・Windows 10, version 1709 サポート終了:2019/04/09
・Windows 10, version 1803 サポート終了:2019/11/12
・Windows 10, version 1809 サポート終了:2020/05/12
Windows Server
Windows Serverは今年Windows Server 2019がリリースされており、2018年12月時点で、Windows Server 2008 R2、2012、2012 R2、2016、2019の5つのバージョンがサポート中の状況となっている。ただし、Windows Server 2008 R2はWindows 7同様、2020年1月でEOSとなるため、利用中のシステムは更改検討が必要となるだろう。・製品のライフサイクルの検索
https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search
・Windows Server 2008 R2 SP1
延長サポート:2020/01/14 (SP1必須)
※プレミアムアシュアランスによる6年の追加サポートが可能な模様
・Introducing Windows Server Premium Assurance and SQL Server Premium Assurance
https://cloudblogs.microsoft.com/hybridcloud/2016/12/08/introducing-windows-server-premium-assurance-and-sql-server-premium-assurance/
・Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2
延長サポート:2023/10/10
・Windows Server 2016
メインストリームサポート:2022/01/11
延長サポート:2027/01/11
・Windows Server 2019
メインストリームサポート:2024/01/09
延長サポート:2029/01/09
vSphere
2019年は特にEOSとなる製品はない。vSphere 6.7が登場したものの、vSphere 6.5とサポート期間は変わらないため注意。・VMware Lifecycle Product Matrix
https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/support/product-lifecycle-matrix.pdf
・ESXi 5.5 / vCenter Server 5.5
END OF TECHNICAL GUIDANCE:2020/09/19
・ESXi 6.0 / vCenter Server 6.0
END OF GENERAL SUPPORT:2020/03/12
END OF TECHNICAL GUIDANCE:2022/03/12
・ESXi 6.5 / vCenter Server 6.5
END OF GENERAL SUPPORT:2021/11/15
END OF TECHNICAL GUIDANCE:2023/11/15
・ESXi 6.7 / vCenter Server 6.7
END OF GENERAL SUPPORT:2021/11/15
END OF TECHNICAL GUIDANCE:2023/11/15
Red Hat Enterprise Linux
2019年は特にEOSとなる製品はない。・Red Hat Enterprise Linux Life Cycle
https://access.redhat.com/support/policy/updates/errata
・Red Hat Enterprise Linux 5
End of Extended Life-cycle Support:2020/11/30
・Red Hat Enterprise Linux 6
End of Production 3:2020/11/30
End of Extended Life-cycle Support:2024/06/30
・Red Hat Enterprise Linux 7
End of Production 3:2024/06/30
End of Extended Life-cycle Support:未発表
AIX
AIXはTL (Technology Level)毎にサポート期限が異なる。本記事では各メジャーバージョンの最新TLのEOSを記載する。・AIX support lifecycle information
https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=isg3T1012517
・AIX 7.1 TL5
End of Service Pack Support :2022/04/30
・AIX 7.2 TL3
End of Service Pack Support :2021/9/31 (予想)
HP-UX
HP-UXはあまり頻繁なバージョンアップはなく、2007年4月に発表されたHP-UX 11i v3が未だに最新という状況となっている。・長期間利用のための開発方針とサポートポリシー
https://h50146.www5.hpe.com/products/software/oe/hpux/topics/support/
・HP-UX 11i v2
サポート終了:2019/12月
・HP-UX 11i v3
サポート終了:未発表
参考
・End Of Support (EOS) の調べ方https://tech-mmmm.blogspot.jp/2015/04/end-of-support-eos.html
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