今回はRaspberry Piに必要となる機材の購入から、OSインストールの方法までを記載することにする。
Raspberry Piを始めるために必要なもの
Amazonで以下のものをポチった。・本体:Raspberry Pi3 Model B (ケース、ヒートシンク付き)
・電源:電源&ON/OFFボタン付きケーブル
・ディスプレイ:小さなディスプレイ。HDMIでテレビに映して作業したので出番なし
・MicroSDカードリーダー:OSイメージを書き込むために必要
上記の他に以下も必要となる。所有していない場合は、予め購入しておこう。
・MicroSDカード:OSで4GB近く使うので、余裕を持って16GB以上を推奨
・USBキーボード:安いものでOK
・USBマウス:安いものでOK
・HDMIケーブル:画面をテレビ等に映して作業したい場合に使う
ちなみに今回購入したRaspberry Piには、CPU用のヒートシンクが2つ付いてくるので、以下写真のように取り付けておこう。両面テープになっているので、簡単に取り付けられる。
NOOBSをMicro SDカードにコピー
必要なものが集まったので、さっそくOSをインストールして使えるようにしよう。Raspberry PiのOSは、DebianベースのRaspbianを使う。まず、OSイメージを入手するため、以下サイトからダウンロードを行う。・Raspberry Pi Downloads
https://www.raspberrypi.org/downloads/
NOOBS (New Out Of the Box Software)とRaspbianの2つがダウロードできるが、今回はNOOBSを使ってOSインストールを行う。NOOBSとは、Raspberry Piに各種OSをインストールするためのOSとなっており、Micro SDカードにファイルをコピーするだけで、ブートするMicro SDカードを作成することができる。
Micro SDカードへのコピーをする前に、フォーマットをしておこう。ここでは、SD Formatter V4.0を使うことが王道のようなので、以下からダウンロードしてデフォルト設定でフォーマットを掛けておけばよい。
・SDカードフォーマッター
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
フォーマット後、解凍したNOOBSのzipファイルの中身をそのままMicro SDカードにコピーするだけでOK。容量は1.4GB程度。
Raspberry Piを起動
それでは、Raspberry Piにディスプレイ(HDMIでテレビ等に接続)とUSBキーボード・USBマウスを接続し、先ほど作成したMicro SDカードを差し込んで、電源を接続して起動させる。電源が投入されると、赤いLEDが光り、Micro SDカードの読み書きが発生すると緑のLEDが光る仕様となっている。OSインストール
NOOBSの画面が立ち上がるので、以下の通り選択していく。1. OS選択
OS選択画面で、画面下部にて言語選択ができるので、「日本語」に変更しておく。OSは「Raspbian」を選択する。2. インストール続行の確認
よくある「OSインストールは既存のデータを上書きするよ」という警告なので、「はい」を選択する。3. OSインストール開始
OSインストールが開始するので待機する。15分程度で完了する。4. OSインストール完了
OSインストールが完了した旨が表示されるので、「OK」を選択すると、自動的に再起動される。5. Raspbian起動
しばらく待つと、Raspbianのデスクトップ画面が表示され、OSインストールは完了となる。起動する際にID、パスワード入力は求められず、自動でログインされる仕様のようだが、デフォルトユーザーIDとパスワードは以下の通りになっているようだ。
・ユーザーID:pi
・パスワード:raspberry
デフォルトパスワードは危険なので、すぐに変更が推奨される。この手順も含め、次回以降でOSの初期設定手順について記載していこう。
★次回はこちら↓
我が家にRaspberry Piがやってきた!② (OS初期設定編)
https://tech-mmmm.blogspot.jp/2017/07/raspberry-pi-os_14.html
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